【兵庫県】旧居留地(神戸市中央区)
旧居留地「海岸通」(神戸市中央区)2022.04.20撮影
神戸の居留地は安政五か国条約に基づいて外国人の居住や経済活動のために造成され、慶応3(1868)年から明治32(1899)年まで外国人を中心とする「居留地会議」と呼ばれる自治組織によって運営された。
返還後の大正から昭和初期にかけて日本の海運会社や商社、銀行などがこの地に進出し、近代洋風建築のオフィスビルが次々と建てられ、関西を代表するビジネス街に発展する。
平成7(1995)年の阪神大震災で神戸は大きな被害を受けたが、大型マンションや超高層ビルが建つようになったものの、かつての歴史的景観を色濃く残しながら復興することができた。
国道2号線でもある海岸通に面してかつての神戸の繁栄ぶりを物語る近代建築群が並ぶ。
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